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※このページはお手軽サラウンドシステムの続きのページです。
メインの「お手軽サラウンドシステム」の接続方法の一例を公開したのですが、
肝心なことを忘れていました。
この聴き手側にとってはこの上ない気持ちの良い広がりの音が楽しめて
使用方法を間違えなければこれのメリット・効果というのは大きな影響・貢献力があります。
もちろんビジネス視点でのDJ講座である当サイトとしての
独特の言い回しのひとつである「利益」と「顧客単価」いうものに
大きく 作用する固定の演出のための仕掛けでもあるのですが・・・
ところがDJにとってPLAYするときのキューモニターのとり方で大きくデメリットがあります。
それは、残響音効果の強調によるメインピッチモニターがしにくいという点です。
これは、慣れれば両耳型モニターでもかまわないのですが
楽曲によりエフェクト効果の強いものだと
メインピッチモニターが取りにくくなるわけです。
エフェクト音に対する残響音に近い効果があるためなのですが、
これがまた慣れないとモニターが取りにくい(笑)
もっとも強調せずに少しサラウンドのボリュームを下げれば良いのですが
聞く側になると気持ちが良いのでやめられません。(笑)
この対策として独立型のモニター方法だと
メインモニターが取りやすいのですが、両耳で慣れていると中々そうはいかないようです。
ちなみに豆知識として独立型のモニター方法に体が慣れると
「脳」の活性化が図れる多少の効果があるようです。
左右別の信号による脳の判断が交換なんとやら効果(ど忘れ)で
良い眠りと目覚めの効果があるとか。
何か良い発想もできるかも知れませんね♪
独立型のモニター方法の場合、特に重要なのが「ヘッドホン」
安物だと壊れやすいし(これホント)
あまり流行の機能重視すると重低音で大失敗するし(笑)
ほどよくモニターできるのが一番です。
※ちなみに下のようなカールコードは断線に対しての耐久性があるのでおすすめ
(安いし(笑))
このへんは所詮消耗品。
モニターごときにあまりお金をかけても意味はない!
と、いうのが個人的意見。ネタ盤の確認ができて長持ちすれば
それで問題なしです。
☆ちなみに、サラウンドを聞かせすぎると、曲目によりエフェクト部分やコーラス部分で
ピッチがとりにくくなる場合があるわけですが、そんなときは「ミキサー」のモニター方式を切り替えて
左右独立型(キューとリアルモニター)にしておくと確実に「安全」です(笑)
さて、現場の「店舗内形状」や
「壁などの内装素材」「機材の接続素材」により
モニターとSPのタイムロスというのが生まれる現場もありますが、
初心者が陥りやすいこの罠(笑)
これを解消するのが独立型のモニターです。
昔のDISCOの時は
今のようにオープンになっているところが少なく
囲まれた空間だったので独立型のモニターか
専用の小型のモニターがあったのですが、やはりこのタイムロス現象というのは起き
常にエコーがかかったように聞こえました。
この原因のひとつはやはり
「接続素材」による「音声信号の伝達能力」の影響が大きくかかわってきます。
現在のCLUBでもたま〜にタイムロスが起きるところの原因もこれまた「「接続素材」
赤白ピンケーブルから最後のSPケーブルまで、
業務現場なので長さも必要になり 当然投資費用もばかにはなりません。
そして、投資費用をケチッたばかりに・・・
いえいえ、ほんとこれは笑えません。
プチ脱線しましたが、
「接続素材」が良くてもこのタイムロスが発生してしまうところもありますが
「接続素材」があまり良い物でないところに比べるとやはりそのタイムロスの質は明らかに違います。
反響のみによる後追いの残響音の場合後追いの部分を無視するだけで良いので楽です。
この「お手軽サラウンドシステム」は
タイムロスに慣れるためのひとつの方法でもあり
LONGMIXが苦手な場合の
良い意味での悪条件と、とらえていただければ良いでしょう。
どちらにしろ、このやっかいな「タイムロス」の改善策として
反響音対策がよくとられていますが、
根本的な原因から改善しないと
せっかくの対策の意味がないということに気がついていないのは少し問題と思われます。
「タイムロス」と「反響音」の区別をはっきりとした明確な根本原因として解決しましょう。
※「反響音」「防振」についての記述は別の項目でメルマガブログ・サイト内の別記事などで後日
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